音楽

ケーブルの自作キット

新年早々から家にこもり、アモルメットと一緒にネットで購入したRCAケーブルの自作キットを組み立てた。キットとしては、短時間でできる物ではあるが、結構楽しかった。コネクター部分の色と表面仕上げに高級感がある。それに対してケーブルは表皮が白っぽく…

秋の読書2021;寺島靖国編

寺島靖国のジャズ本を古本屋でまとめ買いした。3冊は、寺島氏単独の著作で、いずれもジャズ月間誌などに掲載された文章を編集したもの。あと1冊は、盟友・安原顕との対談集である。何年か振りで三宮の高架下商店街を覗いた。阪急三宮駅側の一部だけだが、…

フォト散歩

まだ目が覚めきらない週末の朝、愛犬と散歩に出る。うっすらと霞がかかったような空だが、澄んだ空気が入り込み体が覚醒する。 街路樹が綺麗に紅葉し始めた。少し黒ずんだ黄緑から茶がかった黄色、そして濁りのない真紅になるグラデーションが気持ちいい。 …

あの男が帰ってきた!

11月4日付スポニチ記事から やはりこの人は絵になる。年齢も重ね、整形も重ねたけれども彼の最高の美点、明るさは変わらない。今日の記者会見もまた最高に笑えた。是非とも有言実行であってほしい。応援してます。 彼に似合う曲は何だろう? ボストンの「DON…

秋深まる

空は澄み渡り水は静けさをたたえ、ようやく秋本番。 桜の葉が少しずつだが黄色から赤みを帯びてきた。 数日前、鴨たちが戻ってきた。まだキンクロハジロとハシビロ(かな?)が1羽ずつ。種類が違うけどツガイかな。去年よりたくさん来てくれると嬉しい。 ひ…

秋の読書2021;アリーサ編

優しく微笑むアリーサ・フランクリン(師ピーター・バラカンがいつも「アリーサ」と呼んでいるので) マイケルの自伝が思いのほか面白かったので、以前から読みたかったアレサ・フランクリンの評伝『リスペクト』にトライした。著者デイヴィッド・リッツは、…

初めてのMC

赤いカートリッジに赤いシェル。還暦を迎えた年にやって来たMCQ5。スクウェアなボディの下面とレコード盤面の間隔は1㎜ほど。初めは盤面を傷つけないかヒヤヒヤもの。 これまで高い壁として立ちはだかっていたMCカートリッジへの見えないハザードは、あっけ…

今更のマイケル・ジャクソン自伝

ブックオフで見つけたマイケル・ジャクソンの自伝、『MOON WALK by MICHAEL JACKSON』田中康夫訳、河出書房新社刊。1988年に書かれ、その年に日本でも発売されている。まさにソロとしてのマイケルの絶頂期に書かれたものである。オンタイムで、彼の音楽を街…

秋なのに

秋のお彼岸を過ぎたというのに今日も30度超えの暑さ。どうなっているんだ、と愚痴を言っても始まらない。今週末もまったりとLPを聴く。昨日仕事帰りに1時間ほど”りずむぼっくす芦屋店”に寄り道をして、10枚ほど仕入れてきた。例によって、ジャンルは支離滅裂…

リラックス

今朝は早朝から空全体に雲がかかり、時折パラパラ。わずかだがその気になっていた釣行も出鼻を挫かれてしまった。そこで、昨日の”まったり爽やか系”音楽の続きということでLPまで手を拡げることに。トップバッターは、先日手に入れたが未だ針を下ろしていな…

グラスジェムコーン

家族がよくお世話になる花屋さんのインスタで見つけ、面白いなと話していたら、数本買ってきてくれた。まるでビーズ玉で作られた装飾品のような、でもレッキとしたとうもろこし。”グラスジェムコーン”(ジェムとは宝石という意味らしい)という名前で、日本…

晩夏

朝の散歩道で見かけた濃い黄色が印象的な花、キバナコスモス つい数日前まで曇天と断続的なゲリラ雨が続いていたことが嘘のよう。朝7時台だというのにジリジリ照りつける陽射しに愛犬も飼い主もヘトヘトである。こんな時は戻ったらシャワーでも浴びて朝から…

なにも かんがえず

とおくへ なげ ひたすら まつ そんな つり まっている あいだ なにか かんがえていたのだけれども なにも おぼえていない あたまの なかで さざんろっくが なっていたような きがする

蝉しぐれブル8負けじ吠えかえす

暑い暑いと繰り返すと尚更暑さが募るのではあるが、叫びたくなるような蒸し暑さが続いている。今日は「海の日」で国民の祝日だそうだ。海に行きたい! そのような日にあえて聴く、ブルックナーの交響曲8番、彼の最高傑作、通称?ブル8。弦楽器の繊細なさざ…

ミーツ・ザ・りずむセクション

年明け早々にレコードプレーヤーを新調した折、知り合いの喫茶店オーナーからアート・ペッパーのLPをお借りした。オーナーはアート・ペッパーの音楽に出会ってからジャズにのめり込んだそうで、できれば音質の良いものでという当方の要望も考慮して、所有の…

TAKING STOCK(テイキング・ストック)

「Taking Stock」というのは「棚卸し」のことだそうだ。オーディオルームを以前より狭い部屋に移動し、LPやCDの収納場所が足りない。移動時に半分に減らす目標を立てたのだが、実行できたのはまだ1割にも満たない。そんな状態の中、我がロック愛聴盤の師と…

ヴァン・モリソンも歌っていた

意外だった。何度も観たはずの『愛と青春の旅立ち』のサントラにヴァン・モリソンの曲が入っていた。自作の「愛の渇き」。どんな場面で流れていたのだろうか。彼のアクの強い声も、ジョー・コッカーの前では影が薄かったということだろうか。それでも彼らし…

自作音響パネルに挑戦 その2

オーディオルームを移動した。広さが7.5畳から5畳ほどと狭くなった。スピーカーは独立した設置からサイドボード(食器棚下半分の転用)の上へ置くことになった。すると下面バスレフの効果がこれまでよりもしっかりと出てきた。部屋が狭い、しかし両サイドに5…

惚れる

カンチレバー上部の曲面に惚れた。ゴールドリング社IM型カートリッジ “2100”のことである。ボディーの滑らかな質感がここに集約されている。スタイラスを掃除するためにヘッドシェルをトーンアームから取り外し、上下を逆さまにした状態で眺めるたびに見惚れ…

曇り空はオーディオ日和?

ユーミン7枚目のアルバム『OLIVE』。りずむぼっくすのバーゲンコーナーでゲットした中古LP。先日聴いたときはあまり音が良いと思わなかったこのアルバム。今日はどんよりと曇っており湿度が高めのせいか、潤いのある良い音が出る。B面2曲目「TSUMETAI AME」…

好奇心

狭いバルコニーに春がやってきた。小さな花かんざしが咲き揃い目を楽しませてくれる 少し前に京阪森小路駅近くの古書店、キーツ・アンド・カンパニーで買った3冊のジャズ本のうち2冊め安原顯(自称天才ヤスケン)著『上野桜木ジャズ日記』をようやく読み終…

カートリッジを交換

レコードプレーヤーのカートリッジを取り替えた。5年程使っていた付属のものも自分のレベルでは決して悪くはなかった。しかし、スピーカーが小型であることを考えても弾み感や迫力に不満があった。カタログにある目安の300使用時間を大幅に超えていることも…

ラウンド・ミッドナイト

古本屋で買った寺島靖国著『辛口JAZZノート』というエッセイ集。昭和62年の本なので、著者が49歳。当時から現在への変遷・変節を感じながら読ませていただいた。本書中「ラウンド・(アバウト・)ミッドナイト」という曲のことが何度か出てくる。セロニアス…

収穫あり

久しぶりで勤務地近くの大きな商店街にある中古ショップへ出かけた。商店街は人が少なく1年前までが嘘のよう。通る人は日本人ばかり。ここ数年は外国人観光客の爆買いが話題だったのに。シャッターを下ろしている店が多く、テナント募集の看板もチラホラ。中…

念願の1枚を手に入れて

念願の1枚は、ヴァン・モリソン初期のライブ盤『ライブ〜魂の道のり』。自分にとってロックの師であるピーター・バラカン氏の著書『ぼくが愛するロック名盤240』に「これは一家に一組常備すべき必聴盤です」と書かれているアルバムのリマスターCDである。以…

自作音響パネルに挑戦

ここ数年音響パネルに非常に興味がある。ごく普通のマンションの洋間に床はカーペット敷きのため残響は少なめ。スピーカー後方には掃き出しガラス窓があり後方音の反射が強めになる。そしてガラス越しに外部からの音がジャンジャン入ってくる。オーディオ誌…

才能のぶつかり合い

ヴァイオリン協奏曲の中でも最高の3曲に入ると言われるベートーヴェンの曲を、ヴァイオリン独奏ギドン・クレーメル、アーノン・クール指揮によるヨーロッパ室内管弦楽団演奏のCDで聴いた。ベートーヴェンイヤーの今年、本来なら彼の曲を演奏するコンサート…

M.アルゲリッチという音楽家の生きざま

週末の早朝、人気のない公園。置き石の上に並んだ松ボクリとドングリ。昨日の子供たちの歓声が聞こえるようだ。 BSプレミアムで放送された、映画『アルゲリッチ 私こそ、音楽!』を観た。若くして音楽界の頂点を極め、現在まで半世紀以上スーパースターであ…

マイ音質改善計画進行中

艶やかな葉をたくさん付け真っ赤な蕾も蓄えていた2代目アデニウム。春になりカイガラ虫に住みつかれ蕾は全滅。葉の裏をのぞいては駆除を続ける毎日。 5月末にオヤイデのオーディオ用電源タップOCB−1STを導入したおかげで、以前と同じといかないまでもかな…

タイミングが良すぎるぞ

ロッキング・オン最新号表紙 先週末に人生初ディランCDを手にしたと思ったら、絶妙のタイミングでボブ・ディランの特集が組まれた、これまた初購入ロッキング・オンが店頭に並んでいた。一応中身をペラペラと確認。カラー写真付きで全ディスコグラフィーとそ…