カートリッジを交換

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レコードプレーヤーのカートリッジを取り替えた。5年程使っていた付属のものも自分のレベルでは決して悪くはなかった。しかし、スピーカーが小型であることを考えても弾み感や迫力に不満があった。カタログにある目安の300使用時間を大幅に超えていることもあり、少しアッパー・グレードとなるGRADOのPRISTIGE Green3(3グレードのうちベースグレードのBlack3を選別した商品)をヨドバシカメラ梅田店で購入。一緒に買ったオルトフォンの最廉価シェルHS−4に取り付ける。これまではシェル一体だったので初めての作業。おぼつかない手つきでマニュアル見ながら取り付け、調整を行った。松任谷由美の「冷たい雨」(7枚目?のアルバム『OLIVE』B面2曲め)で音出し、前機種の不満点を少し解消してくれる音で、良いかなとしばらく聴いていた。ところが内周に入ると音が濁り初め、次第に音飛びするようになった。そこでアンチスケーティングを多めにかけたら、ますます飛ぶ。おかしいと思いまたマニュアルを読む。するとなんてことだ、逆のことをやっていた。音飛びするときは弱くしなければならなかったのだ。アンチスケーティングのことをインサイドフォース・キャンセラーというのはそういうことかと、今更ながら理解した。お粗末!
そんな具合なので音がどうこういう段階ではない。少なくとも低音はこれまでよりやや強めで、おそらく解像度も高いであろうということはわかった。今後徐々に良さが分かるのだろう。