50年選手集合

”パイオニア”のレコード・プレーヤー・PL-1100が届いた。もうこれ以上は買わないでおこうと、つい最近も自分に戒めていたはずが、ネットで傷のない美しい個体写真と8,000円台という価格を見た瞬間ポチッとしていた。後で調べると1974年発売のDDプレーヤーと…

春よこい

プリティ・ウーマンという名のチューリップ。まさしくジュリア・ロバーツのよう。寒暖差の激しいこの季節、急な寒波襲来でも部屋の中はほっこり。 これまで箱にも入れずユニット単独で頑張ってきたエレクトロ・ヴォイスのPRO-12Bに可愛い相棒を付けてみた。…

年末年始ハマったシリーズ本

京都のとあるジャズ・バーでのアルテック・612Cモニター(と思う)。この年季の入った佇まいが渋い。ユニットは604-8Gだろうか。さすが604シリーズ中で最高のスペックを誇るだけあり、ライブの合間に小音量ではあったが低域から高域まで過不足なく雰囲気タッ…

PRO-12Bに髭を付けてみた

オルトフォンのMI型カートリッジ、VMS-30MkⅡ。パンチの効いた低音とか煌びやかな高音といった派手さはないが、まろやかで繊細な音はクラシックに◎。40年ほど前発売なのにとても綺麗で◎。比較的割安なのも◯。 今年はコロナ禍がひと段落したので遠出も考えたが…

朝日が目にしみる

新年を迎えこうやって鮮やかな日の出を目にすることができる幸せを噛みしめたい。 被災地に1日も早く日常が戻ることを願う。

フリー・スタイルで聴く

数年ぶりに出かけた中古レコード・フェアで購入したLP達。ジャクソン・ブラウン・ファースト(US盤)は少し高かったが思い切って。時間をかけて聴き込むつもり。 30センチ径メカニカル・フルレンジ・ユニットの音を聴いて、いろんな音を聴きたい病が再発してし…

遠いシンプル・ライフ

最近考えを改めようとしている。オーディオにお金と労力をかけすぎではないかと。収入に比べて高額な機器を買い、また更に手に入れようと物色している。だが、そんなに音が変わったのか、違いがわかっているのか。ソフトにも同様のことが言える。数年前なら…

シュアーV15TypeⅣでお勉強

オーディオ道の先輩方ならすぐに見破られるであろう変な姿。M95EDボディにV15TypeⅣのスタイラス。 シュアーの名作カートリッジV15TypeⅢの後継機種として発売されたV15TypeⅣ。M95EDよりも先に購入していたものの、取付けに丁度良いシェルやビスが手元になく数…

「no reason to cry」に夢中

最近入手したM95ED。M95HEより明るく、元気が感じられる。ただし、低域は少し出が渋い。慣らし不足? エリック・クラプトンのソロ・アルバム4作目。一見どうってことのないジャケット、けれど濃淡のある濃いブルーが印象的で、赤ら顔のクラプトンもまだ若い…

またもボウズ、そしてトホホの〆

朝からカラッとした空気と暖かさにつられて須磨海岸へ。短い竿1本とタックルケース一つで、落ちキス狙い。始めた頃は風がほとんどなく波も立たない好条件。こんな時はありがちだが、餌取りが多く持ち帰りたくなる魚種は釣れない。釣れたのはベラ、フグ、コブ…

スピーカーが消えた!

2度目の金剛山。下山途中で白い花にとまる木の葉蝶の一種を見かけた。まるで枯れ葉と見分けがつかない。今年12月で廃業が伝えられた「金剛バス」。これが見納めかも。 床上30センチほどに置き巨大ヘッドホンとして使っていたエレクトロ・ヴォイス PRO-12B。…

S-X3II登場

サグラダ・ファミリアを連想させる姿が気に入ったサンスベリア・キリンドリカすっきりとした形だけでなく、空気清浄効果も高いそうだ CS-X3を入手して以来、その2代目?であるS-X3が気になっていた。ハード・オフのこだわり検索条件に登録していたが、先日ひ…

EV PRO-12Bは楽し

およそ2ヶ月ぶりとなった塩屋海岸。一投目からエサ取りがすごい。落ち着いて2本目を出すことができないほど。結局はエサ取りしか釣れず、陽射しがキツくなった10時過ぎに撤収した。 先日来、ユニット剥き出しで鳴らしているエレクトロ・ボイスの12インチ・…

なんとなく鬱な朝

2鉢あるオーリーブの樹の一つに実がついた、それも3粒だけ。少しずつ少しずつ大きくなっている。表面のプリッとした感じがいい。 夜よく眠れない日が続いている。暑さ・運動不足に加え、日常のゴタゴタも重なっている。こんな時はどんな音楽がいいのだろう…

大型フルレンジにチャレンジ!

遂に禁断の領域に踏み込んでしまうのか。30㎝径同軸2ウェイ、エレクトロ・ボイスPRO-12B(手前)。 今年に入ってフルレンジ・ユニットを2組購入した。一つは、フォステクスFE164。昔からダブルコーンの姿に憧れていた。もう一つは、エレクトロ・ボイス205−…

鷲が羽ばたいた

本日の1枚、EAGLESのデビュー・アルバム『EAGLES』。ジャケットのブルーがあまりに鮮やかなのでつい2枚目を買ってしまった盤。買った時聴いたと思うが、音の良い盤という記憶がない。たまに訪れる我が家のGood Sound Dayに当たったのだろうか、高域から低域…

DS-500はまだ軟化途上

この時期しばしば目にする松の雌花(松かさになる)は先端の赤紫色の部分が美しい 硬化したクロス・エッジの軟化処理(ブレーキ・フルードを綿棒で塗っただけ)を一度行なって2日足らず。数時間でそこそこ軟らかくなったので、数日すればぐにゃぐにゃかと思…

DS-500のエッジはカッチカチ

とんでもないピアニストが現れた、そんな印象を強くした藤田真央のモーツァルト・ピアノソナタ全集 古いSPユニットをネットで安価に入手した後、適当な箱がないかしばらく探していたら、ちょうど良さそうなサイズのものが1万円そこそこで見つかった。ダイヤ…

ゴルデン・ウィーク目前のまとめ買い(その2)

我が家のオリーブが初めて花芽をつけた。今年こそ実を収穫できるか!? 店主のチョイスが気に入って最近よく行く三宮の古書店でまとめ買いをした。最大のお目当ては植草甚一のスケッチブック・シリーズだったが単売をしている商品はなく、泣く泣く諦めた。そ…

ゴールデン・ウィーク目前のまとめ買い(その1)

愛犬が不調で散歩に行かなくなり気づかなかったが、そこかしこでツツジが花盛り 花弁の色艶が好きな花・オスペオスペルマムが朝日を浴びて輝く ゴールデン・ウィーク中ずっと家でゴロゴロするのが常態化したのは何年前からだろう。長い休みを口実にCDと本を…

SHUREがもう一つ

ボディーがオール黒であるため高級感は兄貴分のV15-TYPEⅢに譲るM95-HE V15-TYPEⅢの廉価版として発売されたらしいM95-HE。楕円針とラインコンタクト針の中間である超楕円(ハイパー・エリプティカル)針を搭載しており、適正針圧は075〜1.25gと、V15-TYPEⅢよ…

V15 TYPEⅢを聴く

初めてシュアーのカートリッジを購入した。もちろん中古。状態がAランクで発売時の価格よりも高値がついていた。それでも納得できる素晴らしい品が届いた。 前から見ても、横から見てもサマになる。惚れ惚れする。 銀色のボディが輝いている。オリジナルの針…

ダイヤルを交換したら

当初釣り用テグスで結んでいたが、改造やフォノイコの設定を変更するたびにやり直すのは大変で、100均で買ったマジックテープに。 ステレオ誌のムックで発売されたキットのダイヤルを取り替えた。オリジナルもそれなりに良いが、径が小さめでファイン・チュ…

もどかしい

今年も早3月中旬。未だ戦火は止まず、エスカレートするばかり。言葉にするのが怖いことが脳裏を掠める。一方のコロナはなんだか収まったような、そうでないような。早く無くなって欲しいけれども、マスクも何にも全く無しというのも不安が残る。 愛犬の具合…

還暦すぎてのドリトル先生

昨年12月も後半に入った頃、かねてより注文していた、『ドリトル先生物語 全13冊(岩波少年文庫)』が届いた。初めは、最近ハマっている井伏鱒二によって訳されていることを知り、少年時代に何度も読んだことを思い出し、懐かしむ程度の気持ちだった。特に初…

レコード覚醒! その2

先日オペアンプを交換しグレードアップしたフォノイコ・キット LXV-OT10。日増しに良くなってくるように感じる。 昨年秋に今のレイアウトに変更した際、アナログ・プレーヤーからのフォノケーブルがプリメイン・アンプまで届かなくなり、やむなく中間で使用…

レコード覚醒!

オペアンプ交換前のLXV-OT10内部。中央の真四角2つが交換予定のオリジナル・オペアンプ。 ラックスマン製真空管フォノイコライザー・キット LXV-OT10を数ヶ月前に組み立て、そのままの仕様で使っていた。機器の配置換えでケーブルが届かなくなったのが使い…

日本のボブ・ディラン?

季刊誌オーディオの特集で見かけたアルバムをりずむぼっくす芦屋店の初売りでゲット 年末に発売された『オーディオ』の最新号で’あがた森魚’の特集が組まれていた。お顔は見たことがあるような気もするが、名前は初めて。歌手デビューして50年になる超ベテラ…

グラフィック・イコライザーを追加

同じくラックスマン製の真空管プリメイン・アンプの上に載るグライコ・キット 最近ステレオ誌のムックが再発されたラックスマン製グラフィック・イコライザーのキット。再発前にフォノイコ・キットとセット販売されていたものを購入した。当時部屋のレイアウ…

聴いて見て楽しめる定期演奏会

先月が9日だったこともあり久しぶりという感じのPAC第137回定期演奏会。指揮者はカーチュン・ウォン、プログラム1曲目は伊福部 昭のバレエ舞踏曲「サロメ」の一部、2曲目はラフマニノフ「ピアノ協奏曲3番」、そして最後はバルトーク「管弦楽のための協奏…