2021-01-01から1年間の記事一覧

うっかりでガッカリ、そして・・・

音楽之友社のネットショップ“オントモショップ”のセールにつられて、初めてアモルメットコアを購入した。チューナーとラジカセのAC電源に使うため、コードの径はせいぜい3mmなので内径が5mmのものを選んだ。商品が届いたので、早速取り付けようと電源コー…

良い年を願いつつ

根がしっかりと伸びてきた3年目のヒヤシンス。今年も咲いてくれますように! この冬一番の寒さとなった今朝、公園の水溜りに初氷が張っていた。幼な子がパリパリと踏みつけていた。くつが濡れて叱られないように願う。風は冷たいものの陽差しが暖かく、窓拭…

塩屋で釣り2021冬

1ヶ月半ぶりの塩屋海岸。待ちに待った冬の釣り。今年こそ尺越えのカレイをモノにしたい。朝まだ暗いうちから家族を起こさないようにそっと家を出発。途中で友人と合流し、電車で塩屋に到着。ちょうど日の出の時間を迎えた。我が釣りクラブの写真部部長を自任…

笑顔が作る

カラスフクロウケイタイバステイ

朝愛犬と散歩の帰りでバス道に差し掛かった時、20羽はいるかと思われるカラスの群れが地上スレスレに、しかも渦を巻くように飛びながら、通りを下ってきた。すると、中から小さな塊が落ちた、かに見えたが、それはひと抱えもあるような一羽のフクロウだった…

六甲山歩き

ガウディの建築を想起させる万物相(阪神淡路大震災前、左上辺りに柱状の岩が立ってたのでピラーロックと呼ばれたそうだ)。幻想的な景観は、ここに至る険しい道のりを一瞬忘れさせてくれる。地獄谷〜A懸〜B懸を経てのルートは、すでに体力の限界を超えてい…

秋の読書2021;寺島靖国編

寺島靖国のジャズ本を古本屋でまとめ買いした。3冊は、寺島氏単独の著作で、いずれもジャズ月間誌などに掲載された文章を編集したもの。あと1冊は、盟友・安原顕との対談集である。何年か振りで三宮の高架下商店街を覗いた。阪急三宮駅側の一部だけだが、…

フォト散歩

まだ目が覚めきらない週末の朝、愛犬と散歩に出る。うっすらと霞がかかったような空だが、澄んだ空気が入り込み体が覚醒する。 街路樹が綺麗に紅葉し始めた。少し黒ずんだ黄緑から茶がかった黄色、そして濁りのない真紅になるグラデーションが気持ちいい。 …

あの男が帰ってきた!

11月4日付スポニチ記事から やはりこの人は絵になる。年齢も重ね、整形も重ねたけれども彼の最高の美点、明るさは変わらない。今日の記者会見もまた最高に笑えた。是非とも有言実行であってほしい。応援してます。 彼に似合う曲は何だろう? ボストンの「DON…

秋の読書2021;マーク・トゥウェイン編

子供向けの冒険談という印象の2作「トム・ソーヤーの冒険」「ハックルベリー・フィンの冒険」を思い切って手にした。結果は、予想通り意外なものであった。これまで幾つかの子供の読み物と思われる作品、「星の王子さま」「ガリバー旅行記」などを読み返し…

秋深まる

空は澄み渡り水は静けさをたたえ、ようやく秋本番。 桜の葉が少しずつだが黄色から赤みを帯びてきた。 数日前、鴨たちが戻ってきた。まだキンクロハジロとハシビロ(かな?)が1羽ずつ。種類が違うけどツガイかな。去年よりたくさん来てくれると嬉しい。 ひ…

秋の読書2021;アリーサ編

優しく微笑むアリーサ・フランクリン(師ピーター・バラカンがいつも「アリーサ」と呼んでいるので) マイケルの自伝が思いのほか面白かったので、以前から読みたかったアレサ・フランクリンの評伝『リスペクト』にトライした。著者デイヴィッド・リッツは、…

初めてのMC

赤いカートリッジに赤いシェル。還暦を迎えた年にやって来たMCQ5。スクウェアなボディの下面とレコード盤面の間隔は1㎜ほど。初めは盤面を傷つけないかヒヤヒヤもの。 これまで高い壁として立ちはだかっていたMCカートリッジへの見えないハザードは、あっけ…

今更のマイケル・ジャクソン自伝

ブックオフで見つけたマイケル・ジャクソンの自伝、『MOON WALK by MICHAEL JACKSON』田中康夫訳、河出書房新社刊。1988年に書かれ、その年に日本でも発売されている。まさにソロとしてのマイケルの絶頂期に書かれたものである。オンタイムで、彼の音楽を街…

秋なのに

秋のお彼岸を過ぎたというのに今日も30度超えの暑さ。どうなっているんだ、と愚痴を言っても始まらない。今週末もまったりとLPを聴く。昨日仕事帰りに1時間ほど”りずむぼっくす芦屋店”に寄り道をして、10枚ほど仕入れてきた。例によって、ジャンルは支離滅裂…

リラックス

今朝は早朝から空全体に雲がかかり、時折パラパラ。わずかだがその気になっていた釣行も出鼻を挫かれてしまった。そこで、昨日の”まったり爽やか系”音楽の続きということでLPまで手を拡げることに。トップバッターは、先日手に入れたが未だ針を下ろしていな…

グラスジェムコーン

家族がよくお世話になる花屋さんのインスタで見つけ、面白いなと話していたら、数本買ってきてくれた。まるでビーズ玉で作られた装飾品のような、でもレッキとしたとうもろこし。”グラスジェムコーン”(ジェムとは宝石という意味らしい)という名前で、日本…

晩夏

朝の散歩道で見かけた濃い黄色が印象的な花、キバナコスモス つい数日前まで曇天と断続的なゲリラ雨が続いていたことが嘘のよう。朝7時台だというのにジリジリ照りつける陽射しに愛犬も飼い主もヘトヘトである。こんな時は戻ったらシャワーでも浴びて朝から…

夏の読書2021 (夏の騎士編)

アーサー王と円卓の騎士を描いた中世の西洋画(Wikipediaより) N書店主のおすすめ本として、8月初め文庫本になった百田尚樹著『夏の騎士』を読んだ。 これはなんとも正真正銘の少年少女冒険談だ。帯に書かれている”百田版「スタンド・バイ・ミー」”に素直に…

なにも かんがえず

とおくへ なげ ひたすら まつ そんな つり まっている あいだ なにか かんがえていたのだけれども なにも おぼえていない あたまの なかで さざんろっくが なっていたような きがする

アンニュイな日

アンニュイ(仏:ennui)とは、退屈さ・物憂さ・気だるさ等がない交ぜになった気分、あるいは、そのような(つまらなさそうな、物憂げな、愁いを含んだような)雰囲気のある様子のことである。(実用日本語表現辞典より) 昨日までの猛烈な暑さの後、明け方…

夏の読書2021 (古寺巡礼編)

数十年前からいつか読みたいと思っていた和辻哲郎著『古寺巡礼』が、10年ほど前に再版されていたことを最近知り、慌てて購入した。実はまだ読み終わっていない。この本を読み始めてすぐの頃、立ち寄った古本店で土門拳の『古寺を訪ねて』3冊(4冊で一揃い…

蝉しぐれまっすぐ伸びる若枝かな

盛夏の奈良国立博物館前 オリーブもすくすく伸びてます

蝉しぐれブル8負けじ吠えかえす

暑い暑いと繰り返すと尚更暑さが募るのではあるが、叫びたくなるような蒸し暑さが続いている。今日は「海の日」で国民の祝日だそうだ。海に行きたい! そのような日にあえて聴く、ブルックナーの交響曲8番、彼の最高傑作、通称?ブル8。弦楽器の繊細なさざ…

初夏の読書2021

一風変わったタイトルに惹かれて買った中古本。筆者の白洲正子は、できるだけ避けるようにしていた一人であるが、食わず嫌いがあまりに多いことを反省し、最近はむしろ積極的に手にとるようにしている。本書は、筆者の随筆選集を活版刷り特別装丁の限定本と…

ミーツ・ザ・りずむセクション

年明け早々にレコードプレーヤーを新調した折、知り合いの喫茶店オーナーからアート・ペッパーのLPをお借りした。オーナーはアート・ペッパーの音楽に出会ってからジャズにのめり込んだそうで、できれば音質の良いものでという当方の要望も考慮して、所有の…

TAKING STOCK(テイキング・ストック)

「Taking Stock」というのは「棚卸し」のことだそうだ。オーディオルームを以前より狭い部屋に移動し、LPやCDの収納場所が足りない。移動時に半分に減らす目標を立てたのだが、実行できたのはまだ1割にも満たない。そんな状態の中、我がロック愛聴盤の師と…

ヴァン・モリソンも歌っていた

意外だった。何度も観たはずの『愛と青春の旅立ち』のサントラにヴァン・モリソンの曲が入っていた。自作の「愛の渇き」。どんな場面で流れていたのだろうか。彼のアクの強い声も、ジョー・コッカーの前では影が薄かったということだろうか。それでも彼らし…

自作音響パネルに挑戦 その2

オーディオルームを移動した。広さが7.5畳から5畳ほどと狭くなった。スピーカーは独立した設置からサイドボード(食器棚下半分の転用)の上へ置くことになった。すると下面バスレフの効果がこれまでよりもしっかりと出てきた。部屋が狭い、しかし両サイドに5…

惚れる

カンチレバー上部の曲面に惚れた。ゴールドリング社IM型カートリッジ “2100”のことである。ボディーの滑らかな質感がここに集約されている。スタイラスを掃除するためにヘッドシェルをトーンアームから取り外し、上下を逆さまにした状態で眺めるたびに見惚れ…