雑感

朝日が目にしみる

新年を迎えこうやって鮮やかな日の出を目にすることができる幸せを噛みしめたい。 被災地に1日も早く日常が戻ることを願う。

遠いシンプル・ライフ

最近考えを改めようとしている。オーディオにお金と労力をかけすぎではないかと。収入に比べて高額な機器を買い、また更に手に入れようと物色している。だが、そんなに音が変わったのか、違いがわかっているのか。ソフトにも同様のことが言える。数年前なら…

なんとなく鬱な朝

2鉢あるオーリーブの樹の一つに実がついた、それも3粒だけ。少しずつ少しずつ大きくなっている。表面のプリッとした感じがいい。 夜よく眠れない日が続いている。暑さ・運動不足に加え、日常のゴタゴタも重なっている。こんな時はどんな音楽がいいのだろう…

大型フルレンジにチャレンジ!

遂に禁断の領域に踏み込んでしまうのか。30㎝径同軸2ウェイ、エレクトロ・ボイスPRO-12B(手前)。 今年に入ってフルレンジ・ユニットを2組購入した。一つは、フォステクスFE164。昔からダブルコーンの姿に憧れていた。もう一つは、エレクトロ・ボイス205−…

還暦すぎてのドリトル先生

昨年12月も後半に入った頃、かねてより注文していた、『ドリトル先生物語 全13冊(岩波少年文庫)』が届いた。初めは、最近ハマっている井伏鱒二によって訳されていることを知り、少年時代に何度も読んだことを思い出し、懐かしむ程度の気持ちだった。特に初…

映画『ひまわり』を観た

17年ぶりで、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが主演の映画『ひまわり』を観た。NHK・BSで数日前に放送したものを録画しておいた。記憶の中では、ソフィア・ローレンがひまわり畑の中で慟哭している印象があったが、そのようなシーンはなかっ…

ビールの思い出

平凡社編集部編、『作家と酒』。著名な小説家や画家などによる酒にまつわる話が一人あたり3〜5ページ、多くて10ページほど。まだ読み始めだが各人各様の酒の飲み方、向き合い方が面白い。 「まずはビール」と軽く扱われる飲み物だが、奥は深い。ビールに…

DJANGO

”DJANGO”、7年ほど前中古ショップ通いを始めた頃にわずか500円で手に入れた。演奏はもちろん最高だ、しかしノイズがひどく2度目を聴くことなく手放した。その後、良い盤がないかと気になっていた。先日、古本を求めてブックオフに寄った際、最近商品が増えて…

オブジェたち

ミケランジェロの天地創造に登場する人物を想起させる ピピピ⚡️ピピピ⚡️人類自滅恐れありピピピ⚡️ そんなことばかりではないゾウ〜

久しぶりの篠山

雲ひとつない文字通りの快晴気温も薄い長袖がちょうど良い 眩しい日差しが気持ちいい ひと月まえ立つ事すらできなくなったが普通に散歩できるまで回復

春よこい

土筆でた 桜ひらいた 平和こい

良い年を願いつつ

根がしっかりと伸びてきた3年目のヒヤシンス。今年も咲いてくれますように! この冬一番の寒さとなった今朝、公園の水溜りに初氷が張っていた。幼な子がパリパリと踏みつけていた。くつが濡れて叱られないように願う。風は冷たいものの陽差しが暖かく、窓拭…

あの男が帰ってきた!

11月4日付スポニチ記事から やはりこの人は絵になる。年齢も重ね、整形も重ねたけれども彼の最高の美点、明るさは変わらない。今日の記者会見もまた最高に笑えた。是非とも有言実行であってほしい。応援してます。 彼に似合う曲は何だろう? ボストンの「DON…

秋の読書2021;マーク・トゥウェイン編

子供向けの冒険談という印象の2作「トム・ソーヤーの冒険」「ハックルベリー・フィンの冒険」を思い切って手にした。結果は、予想通り意外なものであった。これまで幾つかの子供の読み物と思われる作品、「星の王子さま」「ガリバー旅行記」などを読み返し…

秋の読書2021;アリーサ編

優しく微笑むアリーサ・フランクリン(師ピーター・バラカンがいつも「アリーサ」と呼んでいるので) マイケルの自伝が思いのほか面白かったので、以前から読みたかったアレサ・フランクリンの評伝『リスペクト』にトライした。著者デイヴィッド・リッツは、…

アンニュイな日

アンニュイ(仏:ennui)とは、退屈さ・物憂さ・気だるさ等がない交ぜになった気分、あるいは、そのような(つまらなさそうな、物憂げな、愁いを含んだような)雰囲気のある様子のことである。(実用日本語表現辞典より) 昨日までの猛烈な暑さの後、明け方…

蝉しぐれまっすぐ伸びる若枝かな

盛夏の奈良国立博物館前 オリーブもすくすく伸びてます

蝉しぐれブル8負けじ吠えかえす

暑い暑いと繰り返すと尚更暑さが募るのではあるが、叫びたくなるような蒸し暑さが続いている。今日は「海の日」で国民の祝日だそうだ。海に行きたい! そのような日にあえて聴く、ブルックナーの交響曲8番、彼の最高傑作、通称?ブル8。弦楽器の繊細なさざ…

初夏の読書2021

一風変わったタイトルに惹かれて買った中古本。筆者の白洲正子は、できるだけ避けるようにしていた一人であるが、食わず嫌いがあまりに多いことを反省し、最近はむしろ積極的に手にとるようにしている。本書は、筆者の随筆選集を活版刷り特別装丁の限定本と…

ヴァン・モリソンも歌っていた

意外だった。何度も観たはずの『愛と青春の旅立ち』のサントラにヴァン・モリソンの曲が入っていた。自作の「愛の渇き」。どんな場面で流れていたのだろうか。彼のアクの強い声も、ジョー・コッカーの前では影が薄かったということだろうか。それでも彼らし…

惚れる

カンチレバー上部の曲面に惚れた。ゴールドリング社IM型カートリッジ “2100”のことである。ボディーの滑らかな質感がここに集約されている。スタイラスを掃除するためにヘッドシェルをトーンアームから取り外し、上下を逆さまにした状態で眺めるたびに見惚れ…

秋待ち

昨日夕方、空を見上げると鱗雲が蒼空に張り付いていた。雨が近いことを知らせる秋の雲だそうだ。長い長いうんざりする暑さが、少しだけ和らいだ今日この頃。 散歩途中にある公園のイチョウがふっくらとした実をつけていた。足元ではすでにいくつかが踏みつけ…

夏の読書2020 その2精神科医・伊良部シリーズ

奥田秀朗の短編集、精神科医・伊良部シリーズ3冊を読んだ。家にいる時間が長くなり、ほぼ必然的に読書の時間が増えた。かといって、性格上読んだことのない作家のものはあまり手を出さない。今回も書店の方のおすすめだ。これまでも何度か紹介してもらい、…

夏の読書2020

近代日本を最もよく識る二人司馬遼太郎とドナルド・キーンの対談集『世界の中の日本 十六世紀まで遡って見る』(中央公論社、1992年刊)を読んだ。最近ついに1軒のみとなった最寄駅近くの書店で、ディスプレイとして置かれていた本書をお借りした。残念なが…

一喜一憂(その5)

朝、思ったよりも涼しく感じて2キロほど先の川沿いまで散歩の足を伸ばした。紫陽花はすでに見頃を過ぎ萎れたのがちらほら。よく見るとほとんど枯れた様な花が鮮やかな色を残している。毎年たくさんの紫陽花を見ていたはずだが、初めて気づいた。すでに花粉も…

一喜一憂(その4)

GW以降も在宅勤務や外出自粛で多くの時間を自宅で過ごす。これはこれで仕方ない、とは言いながら生活に変化が欲しい。そしてCD新品をまとめ買いした。こんな買い物は齢50代後半にして人生初である。以前から欲しかったもの(陽水、E.モロー、シフ)、以前持…

Happy Rainy Day

近所にあるキオスクのような可愛らしいイタリアンの店頭看板から拝借 「小さな幸せは そこら中にある」 その通りなんだと思う。何か思いつくことを記録しようと思うが、まとまらない。

一喜一憂(その2)

2枚の写真は手前の桜と背景の松との位置関係が微妙に異なっている。わかるだろうか。 文字の可視化、そんなことを考えさせられた。単語を、言葉を訥々と紡いでいく。すると、親子ほど歳の離れた姉妹の間の濃密な空気が、生々しい息遣いまでもが見えるような…

一喜一憂(その1)

<写真追加>3月20日早朝、上手くなったウグイスの声を聞きながら 幼いころから小心者である。怖がり、臆病、関西でいうところの”びびり”である。今回のコロナウイルス蔓延に際しても、年初以降中国人によるマスクの箱買いを度々目の当たりにし、これは日本…

美しい黄昏

週末の帰宅時。昨今の状況を考えると、ちょっと一杯行こうかというのもはばかられる。何か重苦しいものが立ち込めている。少しでも逃れたい一心で‘りずむぼっくす’へ寄り道。店頭のバーゲン・レコードを繰るのだが、どうも気が乗らない。いつもならすぐに数…