PRO-12Bに髭を付けてみた


オルトフォンのMI型カートリッジ、VMS-30MkⅡ。パンチの効いた低音とか煌びやかな高音といった派手さはないが、まろやかで繊細な音はクラシックに◎。40年ほど前発売なのにとても綺麗で◎。比較的割安なのも◯。

今年はコロナ禍がひと段落したので遠出も考えたが、休暇の大半は家に篭っていた。といってジッとしているのも辛く、簡単な工作系をやってみた。

先日来ライブ的な音に惹かれているエレクトロボイス・PRO-12Bの安定性を高めるために、ネジ孔の2つを使って前足?(髭?)のような板を取り付けた。薄いMDFに化粧シートを張って、小口は黒マジックを塗っただけ。少し背が高くなり、そのままでは大きく上を向いてしまうためマグネット部下に板をかました。それだけでは少しガタつくので間に吸音材を挟んでみた。

 

音が変わったかというと、前後で違いがよくわからないが低音が少しハウリングしているかもしれない。ユニット下に空間ができたのでそこから聞こえるような気がする。今のところあまり気にならないため、しばらく様子を見ることにする。


芋虫のような松笠と凹凸パネルは、結果はよくわからないけれど、一応音響効果を狙って配置。少なくとも凹凸パネルで響きがすっきりした(ことにしておく)。