2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

晩夏

朝の散歩道で見かけた濃い黄色が印象的な花、キバナコスモス つい数日前まで曇天と断続的なゲリラ雨が続いていたことが嘘のよう。朝7時台だというのにジリジリ照りつける陽射しに愛犬も飼い主もヘトヘトである。こんな時は戻ったらシャワーでも浴びて朝から…

夏の読書2021 (夏の騎士編)

アーサー王と円卓の騎士を描いた中世の西洋画(Wikipediaより) N書店主のおすすめ本として、8月初め文庫本になった百田尚樹著『夏の騎士』を読んだ。 これはなんとも正真正銘の少年少女冒険談だ。帯に書かれている”百田版「スタンド・バイ・ミー」”に素直に…

なにも かんがえず

とおくへ なげ ひたすら まつ そんな つり まっている あいだ なにか かんがえていたのだけれども なにも おぼえていない あたまの なかで さざんろっくが なっていたような きがする

アンニュイな日

アンニュイ(仏:ennui)とは、退屈さ・物憂さ・気だるさ等がない交ぜになった気分、あるいは、そのような(つまらなさそうな、物憂げな、愁いを含んだような)雰囲気のある様子のことである。(実用日本語表現辞典より) 昨日までの猛烈な暑さの後、明け方…

夏の読書2021 (古寺巡礼編)

数十年前からいつか読みたいと思っていた和辻哲郎著『古寺巡礼』が、10年ほど前に再版されていたことを最近知り、慌てて購入した。実はまだ読み終わっていない。この本を読み始めてすぐの頃、立ち寄った古本店で土門拳の『古寺を訪ねて』3冊(4冊で一揃い…