雑感

一極集中

先週末ようやく新装なった東京駅を見学する事ができた。といっても外から眺めただけである。これまでも新装後に何度か駅を利用したが、夜だったり時間に追われたりで見逃していた。想像していたよりも少し濃いレンガ色で重量感がある。屋根が以前どのようで…

待ち遠しい・・・

一週間前にはもうすぐ咲くと思っていたサクラのつぼみだが、なかなか咲いてはくれない。暖かさの累積量で咲くというのをかつて読んだ事があるが、まさしくそんな感じだ。今週は寒い日が続く、特にここ二日は冬が戻って来たようだ。 待ち遠しいのはサクラばか…

コンサート会場で感じた事

昨日、芸文で行われた“クリスチャン・ツィメルマン ピアノ・リサイタル”に行った。その中で自分にとって二つの発見があった。 一つ目は、アンコール演奏に関する事。もちろん本来の演奏曲にこそ、演奏者は全身全霊を傾けているのであるから、その曲目および…

一年の計

今日は正月休みと十日えびすの狭間で人出が少なかろうと西宮神社へお参りに行った。予想通り人出はまばらで、数分でお参りを済ませることが出来た。その後、久しぶりにおみくじも引いてみた。正月のため大吉が多いだろうが、逆にそうでなかった場合のショッ…

新年を迎える前に

年末ということで数日部屋の片付けを行なった。とはいえ、まだまだ整理のつかないものが残っている。その中で2005年頃スロバキア赴任時にウイーンで買ったチボリオーディオのModel-ONEを数年ぶりに引っ張り出した。以前は昇圧トランスに接続して使っていたが…

知らない間に増えてしまう

知らぬ間に色々な物が増えていく。そのうちの一つはアップル製品だ。アップルデビューは遅く、1994年のPowerBook540cだった。実質のプライベートパソコンデビューでもあった。曲面を多用し、当時最先端のTFT液晶を採用した鮮明な画像がお気に入りだった。た…

夏の読書2018

西宮市にある日本書紀にも登場する兵庫県では最古の神社・廣田神社の末社。30度を超える中でも暑さを感じさせないのは神の力か歴史の重みか。昨日の台風21号は近畿地方に大きな爪痕を残し、かつ重い重い課題を気付かせてくれた。考えが足りない訳ではない…

楽園

暑い、とにかく暑い。こんな日本は嫌だ。もっと快適な「楽園」に行きたいと、検索すれば、出てくる画像は南国のリゾートばかり。リゾートに行けば、きっと美しい景色に感動するに違いない。でも何か違う。ウ〜ン何か違う、物足りない。物欲まみれの芸術に浸…

秋の風

まだまだ西陽はきついが・・・長い休暇も最後の一日となった。連休初日にトラブり少々落ち込んだが、気を取り直して少しずつ計画をこなした。読書は、数ページ読んではすぐに眠ってしまうので予定の2冊どころか、1冊めの4分の1ほどしか進んでいない。内容は…

猛暑、連休、やりたいこと

猛暑の中、バテている我が中年夫婦と愛犬を尻目に元気なのは、6月から育て始めたアデニウム。砂漠の植物で暑さに強いというのは知っていたが、連日35度を越える最高気温と2週間以上水やりしていないにもかかわらず、碧々としている。部屋の中においていた時…

日本の朝食

ベランダで咲いていた少し紫がかった赤いペチュニア。茎の細かなひげ?が逆光で美しく輝くおよそ1ヶ月ぶりの我が家での朝食だった。蝉の声やら犬の足音やら年のせいやらで早朝から目が覚めた。昨日は台風の影響で2時間遅れでのフライト。家に着いたのは夜8時…

上海タワー考

上海中心(通称上海タワー)は、2016年3月12日に完成した高さ632mの現在中国で最も高い建物である。工事中にしばしば目にしていたが、完成したのを見るのは初めてだ。今日は珍しく雲がうっすらかかる程度の良い天気だったので、夕方出張先の事務所から地下鉄…

火山国

これらの写真はどこあろう我が国・日本の写真である。上が長崎県雲仙・普賢岳、下が鳥取県・大山。上空から眺めるこれらの地形は火山の裾野そのもの。荒々しい溶岩の流れを想像させる。地面に立っているときには決して気付かない地球の顔である。ハワイのキ…

ブルース・ギター

チェロはブルースを歌う事が出来るか ブルースがらみで検索していてジミヘンに辿り着いた。ブルース・ギターの最高峰は何とジミヘンことジミ・ヘンドリックスだそうだ。エリック・クラプトンも及ばぬ地位らしい。ラスタファリア風の髪型(後で写真を見るとド…

ブルース・フォト

ブルースといえばこの二人ダン・エイクロイドとジョン・ベルーシのコンビを思いだす 最近「ブルース」という言葉をよく目にする。というか意識するようになった。Wikipediaによると、「ブルース(Blues)とは、19世紀後半頃に米国深南部で黒人霊歌、フィール…

日本らしさ

わずか5日間の出張ではあったけれども、連日の早朝からの長距離移動と、言いたいことをうまく伝えられないもどかしさなどのストレスで、すっかり疲れた。へとへとで辿り着いた関空発のリムジンバスから見える化学工場がやたらと日本的に感じられた。林立す…

巣立ちのとき

子供はいずれか独り立ちするもの。頭では分かっていても、それが現実となるとなかなか受け入れにくいものらしい。この春、下の子も就職で家を出た。彼にとっては待ちに待った一人暮らしである。親の心配などどこ吹く風とばかり、嬉しそう。その分だけこちら…