ダイヤルを交換したら

 
当初釣り用テグスで結んでいたが、改造やフォノイコの設定を変更するたびにやり直すのは大変で、100均で買ったマジックテープに。

ステレオ誌のムックで発売されたキットのダイヤルを取り替えた。オリジナルもそれなりに良いが、径が小さめでファイン・チューニングが難しい。パーツ・ショップへ行くのも億劫。そこでネットの中古を物色し、いい感じのダイヤルがついたプリメインアンプを見つけた。確信はなかったが使えるだろうと判断。それでも注文するか迷っていると、半日ほどの間に当初の半額に値下がりした。バラのパーツをネットで買っても同じくらいだろう。

中段のチューナーには、元のボリュームを転用。バランス的に少々大きいが、チューニング操作が格段に向上し、微調整が楽になった。下段のフォノイコライザーは、元のトーン・コントロールを転用。こちらは大きさも釣り合いが取れている。ともに差し込み穴の奥行きが足りず、本体とダイヤルの間が5ミリほど空いてしまう。横からは離れて見えるが、普段は横から見ることはないので我慢できる。ダイヤルの前面角が磨き仕上げで、キラリと光るのが◎。手がかりは2種類のパターンでローレットが切ってあり、これも◎。


学生時代にマランツPM–4(こちらを買った)とどちらにしようか悩んだオンキョーIntegra A−815RS

ダイヤルを転用した元のプリメイン・アンプはこのオンキョー・インテグラA−815RS。ネット販売時の商品説明ではランプ不点灯・音飛びなど不具合が書かれていたため、ダイヤルを外して残りはスクラップにしようと思っていた。届いてみると、外観の状態が非常に良い。フェイスと操作系に多少の傷・汚れはあるが錆はどこにもなく、他の面には汚れもほとんどない。それで一応CD端子に接続して音出しをしてみた。ガリはあるが音飛びしない。小さなヴォリュームだとギャング・エラーで右に偏るが、何度か回すと気にならない程度になった。FMの聴き逃し配信をパソコンからDAC経由で繋ぎ、小型スピーカーで少し聞いただけだが、解像度がそこそこあり聴きやすい音。ということで、今しばらく置いておこうと決めた次第。