EV PRO-12Bは楽し


およそ2ヶ月ぶりとなった塩屋海岸。一投目からエサ取りがすごい。落ち着いて2本目を出すことができないほど。結局はエサ取りしか釣れず、陽射しがキツくなった10時過ぎに撤収した。

先日来、ユニット剥き出しで鳴らしているエレクトロ・ボイスの12インチ・フルレンジ PRO-12B。26年前のステレオサンド誌別冊に詳しく載っている。大柄なフレームと見た目の硬質さとは裏腹に、”落ち着いた滑らかな音”とある。概要の本文にも最後に”近接試聴でも耳当たりのいい品位の高い音が特徴だ。”と書かれている通りで、1mと離れず床に座り込み巨大なヘッドホンを頭に被っているような感じで聞いている。

本当に優しい音色だ。今はまっている『BLUE SKIES』をネットからさまざまな歌手のバージョンを探してDAC経由で聴いても、音がまろやかな為古いノイズだらけの音源でも気にならない。かといって曖昧な音ではなく、非常に明瞭に楽器や配置を描き分けている。

ボズ・スキャッグスR&B〜JAZZ路線のCDを続けて聴いた。1997年(53歳)「COME ON HOME」、2001年(57歳)「DIG」、2008年(64歳)「SPEAK LOW」(2003年「BUT BEAUTIFUL」は少し聴きすぎたのでパス)。少しずつ傾向は異なるが、どれもロックっぽさを感じさせないナンバーを、その時々の年齢に合ったボズの声が心地よくて、つい眠りに落ちてしまう・・・。