秋〜冬の工作 その2

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Violanca(ヴィオランカ)の塗装が無事終わり、自作スピーカーの定位置ともいうべきSM10Zの上に収まったヴィオランカ。兄貴分の10Zと交互にならし音調を確認する。塗装前に仮付けした時より落ち着いた音になったと思う。
使用したユニット、マーク・オーディオ製 OM-MF5の特徴だろうか、音にスピードがあり能率が高い。メタルコーンゆえか人の声でいうと少しハスキーである。もっと滑らかさというか、しっとり感が欲しいと思っていた。だがしばらく聴いていると、それも個性に思えてきた。とっても良いのではないだろうか。時間と共に低音がもっと伸びてくれると嬉しい。期待して待つことにしよう。

<2018年12月24日追記>
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完成してからずっと鳴らしている。自作では常だろうが、音がどんどん変わり良くなってくる。それと共に新たな不満も出てくる。ハスキーさはかなり和らいできたが、今度は低音を増す為に設けた穴の風切り音が気になってきた。ニアフィールドで聴いているため気になりだすと音楽が耳に入らなくなる。向きを変えて試すが解消してくれない。いよいよヤマハの音響パネル導入か!(もっと他に先に試すべきことはあると思うが・・・)

<2018年12月30日追記>
風切り音は解消しないままだ。なのだが、音が格段に良くなってきた。28日夜、出張から戻って以来呆れるほど弾む音に魅了されている。ドラムやベースのパンチが半端ではない。ピアノや低弦楽器の沈み込みもサイズ感を超えている。人の声もハスキーさは残っているものの、とても伸びやかになった。懐メロ系だが、ジョージ・デュークの『DREAM ON』はこんなバリバリの低音だったかと今更ながら驚く迫力だ。寒さが本格化して空気が乾燥したことが幸いしているのか。一方で音の分離感はあまり良くならない。音像が塊のように聴こえることが多い。バスレフの宿命のようなものもあるのかな。