ゴールデン・ウィーク目前のまとめ買い(その1)


愛犬が不調で散歩に行かなくなり気づかなかったが、そこかしこでツツジが花盛り


花弁の色艶が好きな花・オスペオスペルマムが朝日を浴びて輝く

ゴールデン・ウィーク中ずっと家でゴロゴロするのが常態化したのは何年前からだろう。長い休みを口実にCDと本をまとめ買いした。CDは2月のセールに乗じて大量に注文し未入荷だった商品が、この度ある程度入荷したということで数枚届いた。

相変わらずジャンルはゴチャゴチャで、クラシック、ジャズ、そしてオールド・ロックも。
月刊誌の評価で絶賛されていた若手ピアニスト・藤田真央のモーツァルトソナタ全曲集、最近ハマっているモンクの初期アルバムはコルトレーンのサックスとブレイキーのドラム入り、ジャニス・ジョプリンの発掘盤はなんとメジャー・デビュー前あのヨルマ・コーコネントと録音したものだそうで何が入っているか楽しみ、そしてデュエイン在籍時のオールマン・ブラザース。
下の1枚はアート・ペッパー初期のアルバム4枚を2枚に収めたもの。これで792円、演奏時間は合わせて160分、つまり2時間と40分間彼の音楽に浸ることができる。2020年にEUで発売された盤で、音質も良心的。早速1枚目を聞いたところ、アナログのような当たりの柔らかさや弾力感は少ないものの、ノイズがなく音域も広い。廉価版にありがちなチープなデザインではなく、オリジナル(と思われる)のライナー・ノーツ付(もちろん英文で文字も小さいが)。少ない難点を言えば、ケースのCDを固定する中心の突起サイズがキツキツで、思わず割れるのではないかと思うほど強く引っ張ってようやく外れた。

<2023年4月23日追記>
昨晩アート・ペッパーを聴いてアナログ盤ほど弾まないと記録したが、これは早合点。今日は機器の調子がすこぶるいいのか、ベースの音が弾む弾む。小気味いいほど低音がボヨ〜んとお腹に響くのだった。