電源タップを買った

f:id:hinoikelife:20200530075025j:plain
ここ1年ほどいつ出るかと待っていた、オヤイデ電気の電源タップOCB−1STの更新型(ST II)がついに発売された。以前、ヨドバシの店員さんから新基準?を満たすために旧製品は販売しておらず、対応製品がもう少しで出ますとの説明を受けた。そして、今月発売の月刊誌「オーディオアクセサリー177号」に新製品発売記事が載っているのを発見。内容も大いに信頼を寄せる福田雅光氏による高評価。期待を膨らませてヨドバシへ。でも以前の棚に新製品の姿はなかった。ああ早かったかと、目を落とした下の方に見覚えのある写真を貼った小さなダンボールが。あった!が、どこにも値札も商品名すら見当たらない。意を決し店員さんに声をかけた。すると若い店員さん、初めは言葉少なく調べますとの返事。あれ、詳しくないのかと失望(ごめんなさい)。けれどそんなことはない。これは販売する商品であることがわかり、効果についてもいろいろ教えてもらえた。現在一般家電用のテーブルタップ使っているのであれば、換えると小さなスピーカーでもかなり違いますよ、との言葉に購入決定。若干だが値引きもあり満足。

f:id:hinoikelife:20200530075030j:plain
翌日が待ちきれず、夕食後さっそく設置。まずはパッケージの「Made in Japan」が誇らしげ。よし!視聴開始。ところが変化が感じられない。こんなはずでは・・・。貴重な小遣いが・・・、と思いつつ聴き続ける。30分程経った頃から変化がわかってきた。ノイズフロアが下がるというよりも音のキレが良くなった印象だ。そして中音域あたりに力強さが感じられる。うん、こうでなければ。CDを取り替えつつ1人ほくそ笑みながら夜遅くまで聴き惚れていたのであった。

<2020年5月31日追記>
1日半、寝ている時以外はほとんど音楽を聴いている。そして変化が続いている。確実に良くなってくる。本日朝あたりから高音のクリアさが際立ってきた。GW中にレイアウト変更し、スピーカーと向き合う位置を部屋の短辺方向から長辺方向に変更。その際ケーブル長が不足し、これまでのファンダメンタル純正品からベルデンの普及価格帯STUDIO716EXに変更した。コスト面からの選択だったが、さすがに音質低下は避けることができなかった。それを今回の電源タップ導入で、取り戻すどころかいくつかの点で向上した。ということは、これで少し高価なケーブルに換えるとさらに・・・。いかん、いかん。