スマイル

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”スマイル”は、音楽ネタでいうとチャールズ・チャップリンの映画「モダン・タイムス」のエンディングテーマ曲ということになる。あるいは、ナット・キング・コールが歌う曲ということになる。今その”スマイル”に取り組んでいる。言わずもがな、2年ぶりで参加するチェロ発表会の課題曲として、である。結構長かったブランクもあり、グループ練習するにもレベルに差がつき、独奏である。ピアノの伴奏はあるが、初めてだ。得意のエア・チェロの技も使えない。昨年11月に初めて3ヶ月余り。一応譜面は覚えたのだが、スラスラと弾けるまでに至っていない。移弦やポジションチェンジが多く(自分のレベルに対して)、音程もテンポもふらつき気味である。一部に移弦を伴う早い2拍3連符があり、未だ一度もきちんと弾きこなせたことがない。それでも気持ちは込めたい。ナット・キング・コールはもちろん、娘であるナタリー・コールマイケル・ジャクソンロッド・スチュワート、皆さん持ち味が出て素晴らしい!
スマイル、泣き笑い、歯を食いしばって前に進もう、いつか良いこともあるさ。そんな気持ちを表現したい。まさに今のこの状態にふさわしい曲だから。

<2020年2月16日追記>
チェロでスマイルの練習を始めて以来、曲のイメージはナット・キング・コールの歌だった。他の有名ミュージシャンのものを聞いても、頭の底で彼の声が響いていた。ところが、ここ数日ロッドのスマイルに惹かれている。彼のハスキーで甘い(セクシーとも言われる)歌い方は学生時代から好きだった。2000年以降のスタンダード曲集「THE GREAT AMERICAN SONGBOOK」シリーズのVolume IIに入っているのは知っていたが、入手できずにいた(YouTubeでは聞いていた)。
そして、ようやくブック・オフでVolumeⅢ日本版にボーナストラックで入っているのを購入。帰宅後早速聴いた。おおっ!なんかチェロ版に合う。ロッドの歌をイメージしながら弾くと少しうまくなった気がした。発表会本番はロッドになりきるぞ!!