弦を替えたら

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2年ほど全ての弦をスピロコアにして弾いていた。1弦は少々やっかいだが、個性として受け入れていた。先日、弓の毛替えと一緒に1弦と2弦をラーセン・ソリストに取り替えた。するとどうだ!一度に腕が上がったのかと勘違いするほど、良い響きで歌うではないか。やっぱり先生の言う通り早く変えればよかった。

現在2月末の発表会に向けて練習している曲には1弦の6ポジが何度か必要となる。それも度重なるポジションチェンジの中でピッタリ押さえなければならない。高音になるほど音程のズレが目立ちやすい。少しずれただけでキーキーとした音になりやすい。それがラーセン・ソリストにするとその辺のズレをうまく吸収してくれ、速やかな微調整でなんとかごまかせるのである。以前使っていたラーセン・スタンダードではこうはいかなかった。チェロ見習いは弦を選ぶのである!