早朝の公園で、すっかり葉の落ちた樹の上の方から「チッチ、チッチ」と可愛らしい声がする。雀よりももっとか細い鳴き声だ。見上げると小さな黒い個体がぴょんぴょん跳ねている。目を凝らすと、からだに縞模様。「コゲラ」だ！今年の３月に出会って以来の再会だ。当然別の個体だろうが、嬉しくなる。残念ながら犬の散歩途中、iPhone７のズームアップ撮影のため画像は識別出来るギリギリだ。
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ウィキペディアによると、結構広い縄張りを持つとあるが、３羽ほど一緒にいたように思うので今年生まれた兄弟（姉妹？）だろうか。一方繁殖した個体は同じ場所に生息し続ける、とも書いてある。桜の樹を好むようなので、桜の木が多いこの辺りに住みついて欲しい。
＜2020年1月12日追記＞
いつもの公園でまたコゲラを見つけた。ケヤキの上の方で鳴いている。鳴き声は２箇所から聞こえてくるが、姿は１羽のみ。前回「チッチッ」と聴こえたが、今日は様々な解説にあるように時折「ギィー」と、ヒヨドリなどのように甲高くない、少し哀愁を帯びた声で鳴いていた。さらにいうと「ギィー」の中に「ㇽㇽㇽㇽ」とかすかだが舌を震わせているような音も聞こえる。ぴょんぴょんと枝から枝へ飛び移りながら餌を探しているのだろうか。
