オーディオ達が突然・・・

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我が家のオーディオ達が突然いい音で鳴り出した。真空管式アンプは3年、フルレンジ小型スピーカーは2年、ラジオ・CD・USBの音源となるミニコンポに至っては4年めに突入。そんな組み合わせで今日の午後突然、今までになく抜けの良い低音が鳴り出した。ポール・サイモンが2016年に出したCDアルバム『STRANGER TO STRANGER』のボーナストラック「HORACE AND PATE」でアコースティックギターが歌う歌う。続けて聴いた、ジョニ・ミッチェルのCDアルバム『DON JUAN'S RECKLESS DAUGHTER』は初めからジャコのベースが気持ちよく伸びている。そして7曲目「DREAMLAND」ではジョン・ゲランという人のドラムが音圧は高いままドン詰まることなく抜けて行くのである。サム・スミスの声は残念ながら驚くほどの変化はなかったが、それでもバックの音は他同様に良くなった気がする。もちろんソースが良いというのもあるだろう。音作りがそうだというのもあるだろう。しかし、今まで何度か聴いてこんな気持ちのよい低音で聞こえたことはなかった。オーディオ機器が数年の使用を経て突然良い音で鳴り出すというのはあるのだろうか?そして、どの機器が良くなったのだろう?スピーカーダンパーの経年変化?真空管の突然変異?
今度LPで確認してみようと思う。何か分かるかもしれない。

<2018年9月30日追記>
突然音が良くなったと思っていたが、その実はここ数ヶ月ほとんど使っていなかったのが最近毎日使うようになり、機器の錆び付いていた(科学的な意味ではなく)部分が滑らかになってきた為かもしれない。特に7月8月はほとんど自宅にいなかったので休眠状態になっていた。それが最近気温が下がってきたのと合わせて毎日数時間聴いている。昨日はいつになく大きめの音量にしてレコード、CD、FMと一日中聴いていた。弦楽器の響きが大変よろしい。低音がかなり低いところまで素直に伸びている。スピード感も増している。なんとかして本格的CDプレーヤー(出来ればSACD対応機)を手に入れたい。