祭りの日

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東北地方の小さな港町の夏祭りに出かけた。1ヶ月近くほとんど太陽を見る事がなかった。この日も朝は曇っていたが、到着した頃はまぶしい西日が射していた。通りを練り歩く前のひとときだろうか。二十歳くらいの若者達がそれぞれの胸に秘めた何事かを確かめるように静かに砂浜を見つめていた。

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練り歩きが到着するまでの長い時間を店先に並べた椅子に座り語り合う老人達。この後で賑やかな踊り子達が次々に通り過ぎて行った。時折知り合いがいると立ち上がり挨拶を交わしているが、蒸し暑いだろうに飽く事なくしゃべり続けていた。
年に一度の祭りを皆楽しんでいる。