今日は土曜日だが、朝から子供の住むことになるアパートの下見。部屋は想像よりも広く、きちんとした造り。周辺環境は少し不便そうだが、静かな住宅街で一安心。
下見終了後、一人で大阪本町にある富士フイルム・フォトサロンにて開催されたXキャラバン・藤里一郎氏による写真家ワークショップに向かった。ポートレイトの撮り方ということで、人物撮影のヒントになればと参加。藤里氏は35mmF1.4を愛用し、クラシッククロームの設定で撮影されるとのこと。少しクールすぎるとも思ったが、さわやかな印象になる。用意されたスライドを使ってのレクチャーの後、実際に撮影を行いながらの説明。モデルは開始時から同席していた南羽真里（なんばみさと）さん。説明後、自由に撮影してくださいとのことで、長いレンズをもった参加者が殺到。皆さんすごい。そして12時半終了。新型機種X-H1のモニター抽選は午後4時半ごろだそうで結局あきらめた。
お昼は何にしようかと歩いていて目についたのが、堺筋本町のうどん屋・憩屋（いこや）。格子戸を開けて入ると、中央の大きな変形楕円カウンターテーブルに案内された。全体にゆったりとしたレイアウトで夜飲みにくるのもよさそう。注文したのは生じょうゆうどん(1.5玉)＋かやくご飯、820円也。2玉まで同料金とは良心的。多いと思ったがなんとか食べ切った。うどんはもちもちで歯ごたえがあり、塩気もちょうどよかった。かやくご飯もうどん同様もちもちした食感で美味しかった。
その後は、足の向くまま気の向くまま大阪市内を散策。堺筋本町からほぼ真西に歩き、靭公園南側を通ってなにわ筋へ出た。ここまでの道のりで古い趣のある建物は数えるほどで、それも小規模なものばかり。以前はあちこちにあったように記憶しているがすっかり変わったようだ。なにわ筋を北上し堂島川まで進む。堂島大橋が改修中で通行止めになっていた。90年頃この橋を毎日行き来して仕事をしていたのが懐かしい。そのかつて職場だった辺りを歩いていて非常にスレンダーな建物を発見した。鋭角な三角地に建っており、細い方から眺めると写真のようになる。事務所のようだが、中はどうなっているのか覗いてみたい気分。建物周囲には電柱・電線・交通標識が密集し、窮屈そうだ。このあと特にこれといった被写体に出会えず梅田に到着。どのくらい歩いただろう、脚が重い。そのまま帰れば良いのだが、ついついタワーレコード梅田店に寄り小一時間物色。廉価版CD1組を買った。
夕方、愛犬のシャンプー。これがとどめとなり、すっかり疲れた。それでも天気が良かったこともあり、気持ちのよい充実した過ごし方が出来た。
