出張の楽しみ

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 遠方への出張は年をとるにつれて体力的にきつくなってきました。特に飛行機での移動は身動きもままならないのであちこちが痛くなります。それでも変わらぬ楽しみの一つが、飛行機から眺める景色をカメラで撮影することです。飛行機に限らず移動中に睡眠を取るのが苦手なため、ずっと外の景色を見ていることがよくあります。コンパクトなデジカメでも高解像度で撮影できるようになってきた2003年頃から飛行機からの眺めを特に目的もなくパチパチ撮り続けています。

上の写真は先週セントレア空港を飛び立った直後、伊勢湾から名古屋市内を望む方向で撮影したものです。名古屋駅から右手(東)は高層ビルが線上に続いていますが、左手(西)の方は駅前の超高層ビル群を過ぎると高層ビルがないのですね。一方、手前のコンテナヤードは大型コンテナがびっしりと詰まれ、中部圏経済の勢いを感じます。こんなことも地上からではなかなか気づきませんが、上空からだと一目瞭然です。また、上空から撮影した知らない土地や国を後で地図を見ながら場所を特定するのも楽しみの一つです。方向音痴の私には目で見たものは比較的頭に入り易いので、知らない場所での移動に役立ちます。ただし、これはかなり変態の部類かもしれませんが・・・。

以前デジカメは電子機器と見間違われることもあり、離着陸前後の撮影ははばかられましたが、最近は通信しない状態の電子機器は使用可なので、楽しみがさらに広がりました。今回天津からの帰り、午前中の濃いガスが離陸時には晴れており、市中心部をカメラに収めることが出来ました。おかげで都心部と工業団地や空港の位置関がよく分かりました。