毛深いモグラ?

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バルコニーに変な生き物が! 毛深いモグラか? はたまた、房のついたロシア帽が風で飛ばされて来たのか?
実はこれ、我が家の愛犬の後ろ姿。バルコニーにペタッと伏せ、手摺の隙間から近所をじっと眺めるのが好きなのだ。この暑い時期にと思うが、時々やっている。近所にかわいい子でもいるのか、短いしっぽを時々動かしている。それを面白がって後ろからパチリとやった。

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最近このダイアリーにしばしば登場するアデニウム。こちらも姿がユーモラスで飽きない。まるまるとした幹と、いびつに四方に伸びる枝葉が写真の練習にもってこい。数多く写しては、パソコン上でああでもないこうでもないと独り言ちている。この写真もそんな1枚。どのアングルが良いかと、鉢を少しずつ回転させながら撮ったのだが、左右の枝が両腕を上げているように見える。タイトルは『オー・ソレ・ミオ』。「私の太陽」という意味は、じりじり焼け付くような強い日差しが好みのアデニウムにぴったり。ディ・ステファノが両手を広げて高らかに歌っているようだ。

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それから最近気になるのが、「傾き」である。バランスといった方がよいか。写真データをパソコンに取り込んだ後、トリミングで構図を変えたり色調整をして楽しんでいる。その際、画像の「傾き」がとても気になる。染み付いた癖でほとんどの写真が右肩上がりになってしまう。被写体が建物であれば、水平と垂直は出来るだけ保ちたい。シフトレンズで撮っている訳ではないので限界はあるが。他のものでも基本的に水平に写したいと思っている。だが、これがとても難しい。パソコン上で修正できるのだが、微妙なところでもう一つ細かくは動いてくれない。上の花の写真は物理的な水平よりも視覚的なバランスでもう少しだけ左を上げたいのだが、うまく出来ない。この辺りを含めてやはり撮影時の感性が必要か。