トレーニング・イン香港

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観光はさっぱりだったが、写真撮影のトレーニングとしてはお誂え向きだった。設定はオートモードのまま絞り補正による違いを確認。プラスにすると色味は良くなるが夜景としてのしっとり感に欠ける。マイナスにするとくっきりと見えるが冷たい感じになる。自分の中にイメージをしっかり持っていないと迷いまくる。

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眼前に拡がる圧倒的な景色を一枚に写し取りたい。X-E3には優れたパノラマ機能がある。180度だろうが270度だろうがカメラを振り回すだけでスムーズに繋いでくれる。

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以前、部屋の中を撮って面白さに感動した「ダイナミックトーン」モード。かすんだ港の景色を感傷的な色合いに変換してくれる。シーザー・ペリが設計した‘国際金融中心・第二期 高さ415mが頭痛気味に見える。

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こちらは「ミニチュア」モード。行き交う船同士が言葉を交わしているように見えないだろうか。

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対岸からド派手な観光船が近づいてきたので「ポップカラー」モードを試す。かすんだ背景に船体が浮き上がる。気分も上昇する。

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港で試したことを街中で使ってみる。しかし、イメージが固まらないままいくら便利な機能があっても、結局普通に風景を写し取っただけになる。瞬間的な判断力が要求されるが備わっていないことを痛感する。

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帰国してから大幅に加工した一枚。水面を中心に非現実的な色合いで行き過ぎた開発を表現したつもり。