初めての香港だったが・・・

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中国・シンセンでの仕事のあと、香港まで足を延ばした。チェックインを済ませ、同行氏の希望ですぐに「シンフォニー・オブ・ライツ」へ向かおうとしたのだが…。フロントの日本人女性から、台風が近づいているため今晩のショーは中止が決定した、との情報。‘まあショーがない’とダジャレをかまそうとしたが、以前見てもう一度見たいと思っていた同行氏はガッカリ。とりあえず海岸沿いをぶらつくことに。夜景観光の絶好ポイントは超高層ビル建設中で閉鎖されていた。それでも香港島の夜景は十分に美しい。
普段ショーがあれば一番のビューポイントとなるインターコンチ隣の観覧席には中止と知らない観光客が大勢座って待っている。彼はまだ諦めきれないらしく、開始予定の8時まで座って待つという。だが結局フロント女史のいった通りであった。
次に駐在者から薦められた香港島の有名海鮮料理店「蟹辣底橋」へタクシーで海の底をくぐり向かった。思っていたより小さな料理店。香港ビール「サンミゲル」と「トマトと卵の炒め物」で、大きな蟹とシャコの炒めもの?を待つこと15分余り。

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出てきました。蟹やシャコはどこにいるのだと思わずにいられないほどニンニクやネギなどの薬味がいっぱい。強烈なニンニクの香りと辛さに包まれ味はそこそこだが、蟹の身が少しパサパサ。シャコも同様。それにしても、時価とはいえ蟹が498香港ドル(約8,000円)、シャコが298香港ドル(約4,800円)は高すぎる。お上りさん価格かも。

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値段や味、そしてホテルの部屋が予約していたハーバービューではないことの文句を言いながら街中をぶらついた。香港映画で主役が追いかけたり追いかけられたりする場面に出てくるような街の景色があちこちに(写真はうまく撮れなかった)。古いクラウンを使った赤白のタクシーや2階建てバスが印象的。夜10時過ぎだがまだ多くの人がバスを待っていた。帰りは地下鉄で海を渡り、九龍城区側を散策。すでに11時前で人影はまばらとなり、寂しい感じ。裏通りの一角には日本風居酒屋やラーメン店があったが、こちらも賑わいはなかった。

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そのままホテルへ戻るのもつまらない。途中で海岸沿いパブのテラス席でビールを一杯。ライブ演奏もやっていたが、やる気がないのかおとなしめの女性ボーカルとアコースティックギターの2人組で盛り上がらない。なんだかハズレの多い香港ナイトとなった。それでも3日間の疲れを少し癒すことが出来た。