塩屋海岸で釣り

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塩屋駅の南東に200mほどの護岸から。左手に山陽本線山陽電鉄の線路が見える。

久しぶりの釣行。釣り仲間と二人で昨日朝早く出かけた。
今年数回の台風接近により阪神間の釣り場はどこも大きな被害を受けた。須磨・平磯あるいは南芦屋浜の市営海釣り公園はいずれも壊滅的で、このうち平磯が半分ほどのエリアで再開しているに過ぎない。そんなこともありシーズン到来にもかかわらず足が向かなかった。
とは言いながら気温の低下につれて、潮の香りとアタリが来た時の手応えを感じたくなった。塩屋はいつも西の河口突堤と決めていたのだが、先週訪れた仲間から人が多いと聞いたので初めて東の国道沿い護岸に来た。その昔この辺の海岸は自由に行き来できたが、国道2号線の改修工事で長い間立ち入り禁止になっていた。その工事で使っていたと思われる国道横の護岸は、海面から5mほど高いがテラス状になっており、荷物が濡れることなど気にせず釣りが出来る。
投げ釣りを始めるとすぐにアタリがあった。しかしフグばかり。ポイントをあちこち変える。そのうち鋭いアタリがあり、期待を込めてリールを巻く。ベラだったが20センチほどの良型。竿を置いたまま周囲をウロウロして戻ったら竿が大きく揺れている。急いで竿を取り気持ちを落ち着かせて巻く。しかし20センチを少し超えるチャリコだった。その後は、アタリも途絶え、暇つぶしに短い竿で護岸際の根魚を狙う。すると面白いようにベラが釣れる。15センチから20センチだが、掛かった瞬間の強いビビビとくる引きが面白い。調子に乗っていたら、しゃくった拍子に竿先が折れてしまった。しまった。先日も修理したところなのに。これでちょっと気が萎えてしまった。
あとは連れが餌が無くなるまで粘るというので、普段やらないルアーを試す。アタリはなかったが、一度ルアーの近くで大きな青物が海面を跳ねた。運がよければああいうのがくるんだと実感。
結局6時間ほど頑張ったが、本命のキス・カレイは音沙汰無し。木っ端グレを加えて4目釣りであった。釣果はおおむね持ち帰り、本日煮魚となり胃袋に収まった。