外灘（ワイタン）の夕暮れ

上海タワーを撮り飽きた頃、少し歩いて黄浦河に出た。旧租界地の立派な建物が並んでいる外灘（ワイタン）と呼ばれるエリアの南端辺りだ。丁度夕陽が立派な尖塔の陰に沈んでいくところだった。手前の桟橋にはノスタルジックなデザインの照明が並んでいていい雰囲気。手前の土手をロコっぽい人達がのんびり散歩している。

引き潮のためか、川底が見えている。数羽の水鳥が餌をつつきながら、ひょこひょこ歩いている。普段中国であまり見る事のない自然の景色。なんとか生き延びてほしい。

日が沈み再び辺りが少し明るくなった頃、船着き場の小屋が赤い屋根と白い壁で良いコントラストを見せていた。行った事はないのだが、ニューヨークのハドソン川辺りはこんな感じなのだろうか。